パンプスのかかとが脱げる!原因・対策・応急処置を徹底解説

更新日:2022年8月16日

 


プライベートはもちろん、仕事や、冠婚葬祭など、さまざまな場面で活躍する「パンプス」。大人の女性の必需品と言っても過言ではありません。
しかし、パンプスには“脱げやすい”という難点が。
パカパカするかかとを気にしながら歩くのは、ものすごくストレスになりますよね。

今回は、パンプスが脱げてしまう原因と、簡単にできる応急処置、そして脱げないパンプスの選び方についてご紹介します。
素敵なパンプスを快適に履きこなしましょう!

1.パンプスが脱げるのはなぜ?
  足の形やストッキングにも原因が

そもそも、なぜパンプスがすぐに脱げてしまうのでしょうか? まずは、その原因を理解しておきましょう。

足の形に合っていない

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こちらの記事でも紹介している通り、足は全長だけではなく、横幅や、甲の高さも人それぞれ異なります。
特に、横幅は足のむくみによって大きく左右されます。
フィット感を重視する場合は、足がむくみにくい午前中に購入することをおすすめします。
足がむくんで窮屈になったり痛みを感じやすい方は、逆に足がむくみやすい夕方に購入するようにしましょう。

また、試し履きの際はかかとから合わせ、背伸びをしてもかかとが脱げないサイズを選びましょう。

ストッキングがすべってしまう




 パンプスにはストッキングをあわせて履くことが多いですよね。
ストッキングはナイロンやポリエステル素材でできているので、つるつるとしておりパンプス内で前滑りが起きやすいと言えます。
滑り止め付きのストッキングを履く、インソールを入れるなどの対策が必要です。

2.そのまま履き続けると身体に異変も…

では、かかとが脱げるパンプスを履き続けるとどうなってしまうのでしょうか?
身体に起こりうる影響について解説します。

外反母趾になる

 
つま先に負担のかかりがちなパンプス。
かかとが脱げてしまうような、足に合わないパンプスを履いていると、つま先が少しずつ変形していき、親指が人差し指の方向へ”くの字”に反り返ってしまいます。
すると、親指の付け根の骨に痛みや腫れが生じます。悪化すると、靴が履けなくなったり、歩行が困難になることもあるので要注意です。

頻繁に靴擦れが起きる


ただでさえ靴擦れが起きやすいパンプス。
「履いているうちに慣れるかも…」なんて、我慢して履き続けるのはやめましょう。
足を痛めるだけですし、水ぶくれができてしまうと日常生活にも支障が出てしまいます。

身体に歪みが出る


かかとが脱げないよう、変にバランスをとって歩いていると、歩き方や姿勢に良くないクセがついてしまいます。
身体の一部に余計な負担がかかり、骨盤や身体全体に歪みが出てしまうことも。
歩き方でカバーするのではなく、足に合ったパンプスを履くようにしましょう。

3.薬局・コンビニで!かかとの脱げを防止する応急処置


出先でパンプスが脱げてしまう場合は、薬局・コンビニで買えるアイテムで応急処置をすることが可能です。

パンプスのかかとに絆創膏を貼る

サイズが少し大きいだけなら、絆創膏で解決するかもしれません。
絆創膏が滑り止めになり、パンプスが脱げづらくなります。
1枚で効果がなければ、2枚、3枚と重ねて厚みを出してみましょう。

シューズバンドを付ける

足とパンプスを固定する「シューズバンド」。
透明で目立ちにくいタイプから、凝ったデザインでパンプスをさらに可愛くしてくれるものまで、さまざまな商品があります。
パンプスがずれないので、劇的に歩きやすくなりますよ。

インソールやジェルパッド・かかとパッドを入れる

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サイズが大きい靴には、まずインソールを入れてみましょう。かえって窮屈になってしまうようであれば、インソールをハーフサイズにすると良いでしょう。
また、部分的に対処したい方には、かかとの靴ずれに部分使いできるかかとパッドや、つま先にも使えるジェルパッドを貼って調整するのもオススメです。

4.根本的な対策が一番大事!パンプスの選び方を見直そう


買ったあとにあれこれと処置をするよりも、どうせなら最初から脱げにくいパンプスを選びたいですよね。
最後は、かかとが脱げにくいパンプスの選び方について紹介します。
基本的なパンプスの選び方は、過去の記事も参考にしてみてください。

足首にストラップがついているパンプス



ストラップが足首を固定してくれるので、歩いてもパンプスが脱げることはありません。
ストラップがついていることによって、足首の細見えも期待できます。

一方で、今度はストラップがきつかったり緩かったりして靴擦れを起こすこともあるので、ちゃんと試し履きをしてから購入するようにしましょう。

底のクッション性が高いパンプス


クッション性が高く底に厚みのあるパンプスは、前滑りを抑えるだけではなく、足への衝撃も軽減してくれます。
長時間履いても疲れにくいので、ビジネスシーンにピッタリ。
かかとが脱げやすい・足が疲れやすいという方は、履いたときに足がふんわり包み込まれるようなパンプスを選んでみると良いでしょう。

素材が柔らかいパンプス


素材が硬いとなかなか足に馴染まないので脱げやすく、靴擦れの原因にもなります。
一方で、素材が柔らかいパンプスは歩きやすく、足も痛くなりにくいのが魅力。

柔らかい素材は伸びやすいため、購入する際は足にピッタリなサイズを選ぶようにしましょう。
また、パンプスの種類によっては、同じサイズであっても個体差がある場合もあるので、とにかくじっくり試し履きをしましょう。同じサイズを2つくらい履いてみるのも良いかもしれません。

足にフィットしたパンプスで、ストレスフリーにお出かけを楽しみましょう!

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