爪が皮膚に食い込む「巻き爪」とは?治し方や陥入爪との違いも解説!
爪が皮膚に食い込む
「巻き爪」とは?
治し方や陥入爪との
違いも解説!
更新日:2025年10月28日
足の爪が皮膚に突き刺さる「巻き爪」。多くの人が悩まされている足の疾患のひとつです。
「巻き爪なんて大したことないだろう」と思い放っておくと、症状が悪化し、痛みで歩行に支障が出る場合も。
たかが巻き爪、されど巻き爪。痛みが軽度なうちに対処することが重要です。
今回は軽視されがちな巻き爪について解説します。症状、対処法、陥入爪との違いなど、巻き爪について詳しくご紹介するので、心当たりのある方は要チェックです!
目次
‐ 巻き爪とは
‐ 陥入爪との違い
2.巻き爪の予防法
‐ 正しく爪を切る
‐ 足の形に合う靴を選ぶ
‐ 正しい姿勢で歩く
‐ 足を保湿する
‐ 足の指を鍛える
3.巻き爪の治し方
‐ 爪を伸ばす
‐ テーピングを行う
‐ コットンを挟む
1.巻き爪の基礎知識
巻き爪とは
巻き爪は、爪の端が内側に向かって丸く巻き込まれ、皮膚に食い込んでいる変形のことをさします。
巻き爪は、軽症のものも含めると、日本人の10人に1人が罹患することのある病気と言われており、中高年齢の女性に特に多いと言われています。
これは、パンプスやハイヒール等による圧迫や、50代以降の女性に多い膝関節疾患で痛みがあるほうに体重を掛けなくなることなどが原因だと考えられます。
陥入爪との違い
陥入爪は、爪の角や側面が皮膚に食い込んでしまう状態をさします。
陥入爪は、深爪などの間違った爪切りによって爪の端が皮膚に刺さってしまうことが原因とされており、爪の変形による巻き爪とは異なります。
ただし、陥入爪は巻き爪があると起こりやすくなると言われています。
陥入爪は、痛み、赤み、腫れなどの症状があり、炎症が悪化して感染が起こると肉芽ができることがあります。
2.巻き爪の予防法
女性に多い巻き爪ですが、どうすれば予防できるのでしょうか。巻き爪にならないために、次の5つを心がけましょう。
正しく爪を切る
爪を短く切りすぎた「深爪」や、端を斜めに深く切り込んだ「バイアスカット」を繰り返すと、爪に変形が起き、巻き爪となる可能性があります。
正しく爪を切るために、爪と刃の位置関係をしっかり確認しながら切ること、一度に大きく切ろうとせずに刃先を使って少しずつ切ること、切り残しがないように最後まできちんと切ること、切った爪をやすりなどで整えて尖った部分をなくすことなどを意識しましょう。
足の形に合う靴を選ぶ
つま先を圧迫するような靴を履き続けると巻き爪になる恐れがあります。きちんと足長・足囲のサイズに合った靴を選ぶように心がけましょう。
また、自分のつま先のタイプ(親指が長いエジプト型、人差し指が長いギリシャ型、全体的に四角張ったスクエア型)を把握し、自分のつま先の形に合ったトゥを見つけることも大切です。
足のサイズの測り方、靴の選び方の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
正しい姿勢で歩く
巻き爪は姿勢や歩き方の崩れによっても引き起こされます。親指をしっかりと使い、地面を蹴り上げるように歩くことで、巻き爪になりにくくなると考えられます。
ほかにも、背骨の上に頭を置くこと、肩の力を抜くこと、下腹部やお尻の筋肉に力を入れること、後ろ重心を意識することなどを心がけると、巻き爪を予防できるのはもちろん、身体全体のゆがみを整えることができます。脚痩せや下腹部のポッコリにも効果が期待できますよ。
正しい姿勢とウォーキングについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
足を保湿する
爪が乾燥するともろく傷みやすくなります。乾燥した爪は外部からのダメージを受けやすく、爪の柔軟性が弱まるため、巻き爪になるリスクが上昇。
入浴の際に足や爪まわりを優しく丁寧に洗い、タオルで拭いたら身体用のオイルやクリームでしっかり保湿するようにしましょう。
足の指を鍛える
巻き爪は、足の指が使えていない「浮き指」の状態が続くことで引き起こされます。そのため、足の指のトレーニングを行い、浮き指を改善することで巻き爪になりにくくなると言えます。
床にタオルを敷き、その上に足を置いて、足の指でタオルをつかんで引き寄せる動作を繰り返す「タオルグリップ」などが簡単かつ効果的です。
1日10回程度行うだけで、足の指の柔軟性が高まるでしょう。
3.巻き爪の治し方
では、すでに巻き爪になってしまった場合はどうすればよいのでしょうか。自宅でできる対処法として、以下の3つがあげられます。
爪を伸ばす
深爪は巻き爪の原因となります。足の爪を真上から見たとき、爪の先の白い部分が皮膚から少しはみ出るくらいに残しておきます。また、爪の角は切り落とさず、角の尖りだけをやすりで削り、指先のカーブに沿ったスクエア型の爪になるように整えるのがよいでしょう。
巻き爪用の爪切りも販売されているので、うまく爪が切れないという人はそういったアイテムを利用してみるのもおすすめです。
テーピングを行う
巻き爪になっている指先にテーピングをすることで、食い込みを受けている皮膚をひっぱりながら巻き爪を治療します。
テーピングのやり方は、まず伸縮性のあるテープを2.5cm幅×6cmの長さにカットします。
次に、テープの端を爪の横ギリギリに貼ります。そして、テープを強く引っ張りながら指の下を通し、反対側に回したあと、指の上を斜めに通し、引っ張りながら固定します。
最後まで力を緩めず、引っ張りながら貼ることがポイントです。
コットンを挟む
爪と皮膚の間にコットンを挟むことで痛みを和らげる「コットンパッキング」という方法があります。
コットンを米粒程度の大きさに丸め、皮膚に食い込みのある爪と皮膚の間にコットンを挟みこむだけ。
コットンは毎日交換が必要ですが、続けていくうちに爪の変形も改善されていきます。
厄介な巻き爪ですが、正しい爪切りや、足のサイズに合った靴選び、こまめな保湿など、簡単なケアで防ぐことができます。
日常生活を支えてくれている大事な足ですから、爪にもしっかり目を向けて、労わってあげてくださいね。



